採用トレンド

2023.07.27

タイパとは?その意味や重要性、採用活動への活用法をご紹介!

タイパとは?その意味や重要性、採用活動への活用法をご紹介!

Z世代を中心に広がっている「タイパ」。
この記事では今後ますます重要視されるであろう「タイパ」という言葉について、その意味や注目されるようになった背景、今後の採用活動にどう影響するかなどを、詳しくお伝えします。

タイパ重視のZ世代採用 簡易メソッドはこちら!

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タイパとは?

ここではタイパの言葉の意味や、なぜZ世代を中心に好まれているのかをお伝えします。

タイパ=タイムパフォーマンスの略語

タイパとは、タイムパフォーマンスの略語です。
かけた時間に対する効果や満足度を重視する考え方で、時間効率よく成果を出すことを良しとする考え方です。Z世代や子育て世代、共働き世代を中心にタイパを重視する傾向が広まっています。

「タイパが高い」とは、短い時間で高い満足感や効果が得られた場合に使われます。日常生活からビジネス、家事や子育てまで幅広いシーンにおいてタイパをベースに考えることができます。

このようにタイパは、限られた時間を有効活用する事、時間を無駄にしないことを重要とし、自分が価値を感じることや優先したいことに時間を費やすために他のことにかける時間を短縮することを示します。一定の時間でより多くの行動を行う生産性向上もタイパを重視する行動の一つです。

タイパ・スぺパ・コスパ

「タイパ」の類似する言葉に、「スぺパ」「コスパ」があります。
「スぺパ」はスペースパフォーマンスの略語です。限られた空間に対して、どのくらいの価値や満足度があるかの空間対効果のことを示します。土地価格の高い都心では昨今、狭小住宅というワードが有名ですが、面積の少ない家でも、うまく収納ができていたり、自分の重要視するスペースがしっかり取れている場合は「スぺパが良い」と表現されます。

「コスパ」はコストパフォーマンスの略称です。
タイパやスぺパに比べると、コスパは耳馴染みがあるかもしれません。「安かろう・悪かろう」ではなく、かけたお金に対してどのくらいの価値、効果があったのかの費用対効果を示します。この3つのワードは似ているように感じますが、時間に対してか、金銭に対してか、場所に対してかという対象の違いがあります。

例えば…
・安い食材事にスーパーをはしごするのはコスパはいいが、タイパは悪い。
・反対にネットスーパーでまとめて買うのはタイパはいいがコスパは悪い。
といった感じに使われます。

なぜ今タイムパフォーマンスが注目されているのか?

タイパが注目されるようになった背景として、情報過多の時代であることと、デジタルコンテンツの急速な普及があげられます。TVやラジオが情報源だった時代から、今ではスマートフォンやPCといったデジタル技術が発展しています。それにより、ニュースだけでなくSNS、動画や音楽、ゲームなど幅広い情報をいつでもどこでも情報収集できるようになりました。

現代の人が1日に得る情報量は江戸時代の人の1年分とも言われていますが、多くの情報から取捨選択しなければいけなくなったことと、Wワーク・副業の普及、共働き世帯の増加など、働く時間が長くなっていること、エンタメや流行の多様性により、趣味や推し活などに時間を使うようになったことなどが「タイパ」が注目されるようになった要因といえます。

Z世代や子育て世代を中心にタイパが重視される理由は?

「タイパ」を重視しているのはZ世代が中心ともいえますが、Z世代はスマートフォンの存在と一緒に育ってきた世代だからという理由があります。スマホを使った情報収集はWeb上の検索だけでなく、SNSでの情報収集もでき、さらにそこから商品を使用した感想など、公式の情報だけでないリアルな口コミ情報もひろえ、そのまま口コミ情報が良かったものを購入までできます。最近の若者は「ググらない」というのも有名ですが、検索で出てくる情報が多すぎて、正しい情報がわからない、情報を得るのに時間がかかるというのが理由です。
SNS上でフォローしている人、お店からの情報を得るようにして、限られた時間の中でなるべく多くのコンテンツや情報を得ているのだそう。情報収集にも「タイパ」が重要視されているのがわかります。

また共働き世代もその傾向があり、夫婦2人も家を空ける時間が多くなります。「手が空いた方が家事をして…」というのも難しくなり、家事の代行や最新の家電の利用などを使いながら時間を捻出していくことで、睡眠時間や余暇の時間など自分が優先したいことに時間を使うようにしている傾向があります。

タイパ重視で変わる生活や求職者の行動は?

タイパ重視で変わる生活や求職者の行動は?

情報過多な今の時代背景や共働き世帯が主流なことから、注目されている「タイパ」。これにより、人々の生活や求職者の行動も変わってきています。どのように変わってきているのか、ここではその情報について詳しくお伝えします。

日常生活での変化は?

<倍速視聴が当たり前&ショート動画の視聴>
タイパを重視する人達は動画サイトで倍速設定をして視聴をしています。また、各動画サイト・アプリにある1分にも満たないようなショート動画も視聴されています。コンテンツをより多く楽しむことができ、短い時間で情報収集ができるのが好まれる理由です。

<ながら見・ながら聴き>
上記の動画や音楽、ネット配信、ネットラジオなどをさらにながら見・ながら聴きする傾向があります。例えば通勤時間の電車の中、休憩時間にご飯を食べながら、家事をしながら、お風呂に入りながら…など。

<家事を時間短縮できるサービスや商品の利用>
最近はそのまま焼くだけ、煮るだけのミールキットが人気ですがこれもタイパを重視する世の中の流れにそった商品です。献立を考える時間を短縮し、材料を買う時間と作る時間も短縮できます。また、放置するだけで煮物が簡単にできる家電や家事代行サービスも最近は人気です。

<ネットショッピング・ネットスーパー>
買い物に行く時間がない方にとってネット通販やネットスーパーはありがたい仕組みです。通勤中や家にいる間、事前に欲しい商品を注文しておくことで指定した時間に自宅まで商品を届けてくれるのが便利と利用者数はどんどん伸びています。

<Web会議やウェビナー>
会場や職場に行かなくても会議やセミナーに参加でき、移動時間を削減でき、交通費もかからないのでコスパもタイパも良いと言えます。時間を効率的に使いたいと考える社会人にとって、場所を選ばず参加できるWeb会議やウェビナーはありがたい仕組みで、今まで時間が合わなくて参加できなかった会議やセミナーにも参加できるという利点があります。

転職活動・就職活動など求職者の心理変化・行動変化は?

日常生活だけでなく、転職・就職活動の場においても、タイパ意識を持っている学生・求職者が増加傾向にあります。

<タイパを意識した仕事探し>
・内定につながらないような就活イベントには参加しない
・複数の企業や店舗を一気に応募する
・履歴書は予めPCで作成してコピーを使用
・一つの企業を受ける時に、そのオフィスの近くにある別の会社もついでに受けておく
・オンラインの説明会や面接を選択して時間を効率化しながらできるだけ多くの企業を受ける

など、「かけた時間に見合う成果が得られるか」「いかに効率よく職場をきめられるか」に重きを置く求職者が増えています。

求職者がタイパが悪いな…と感じることは?

新卒面接中の学生や転職中の求職者が「タイパが悪いな…」と感じている事もあります。

・自分にあった求人探し
・企業や店舗とのやりとり
・企業や店舗との面接やスケジュール調整
・履歴書、職務経歴書など応募書類の作成
・企業や店舗への応募作業

また、タイパを良くするために転職サイトや転職エージェントの利用、履歴書・職務経歴書作成アプリの利用を行っている人も多いそう。最近では面接の受け答えを自動生成してくれるAIサイトやアプリもあり、そういったものを利用して面接準備を行って時間削減をしているようです。

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タイパ重視の求職者を取りこぼさない、採用活動は?

タイパ重視の求職者を取りこぼさない、採用活動は?

タイムパフォーマンス重視の求職者の特徴を上記ではお伝えしてきましたが、今後の採用活動で気を付けたほうがいい事や、欲しい人材をとりこばさないために行った方が良いことをお伝えします。

応募者に対して即レスで対応

そもそも最近では、若年層を中心に日常的なコミュニケーションツールが電話やメールではなく、早くて気軽なチャットへ移行しています。さらにタイパの観点でいくと、応募が入ってから2~3日連絡がない…なんて企業は求職者から後回しにされてしまいます。

そんなタイパ重視の求職者を取りこぼさないためにおススメなのがチャットボットの「リクター」というサービスです。リクターとは“応募”から“働く”を最短で導くことができる最速チャットボットサービスです。リクターを導入することで、24時間365日、応募者の即対応(10分以内)が可能になり採用スピードを他社よりも圧倒的に早くすることができます。即対応により応募者とのマッチング数が上がり、採用率もUPします。

また、何度も応募者に電話やメールをする必要がなくなり、採用条件に合う人だけを自動選考(スクリーニング)することができます。チャットボットの質問項目は自由にカスタマイズできるので、面接日程の調整や面接場所、持ち物、前日リマインドなどの業務が軽減。結果的に企業側のコストの削減につながります。いつ応募しても10分後には面接設定に進められ、電話をする必要がなく完結するので応募者にもメリットがあります。

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WEB面接・録画面接を取り入れる

ビデオ通話や録画動画を活用する面接「WEB面接」はもう取り入れていますか?
WEB面接は、PCやスマホを使い遠隔の求職者とオンライン上で実施する面接のことです。ビデオ通話でリアルタイムに面接をするもののほか、応募者がアップロードした動画を企業側が見て判断を行うシステムなどもあります。タイパ・コスパの観点から、「受かるかわからないのに面接に行くのが嫌」という若者も増えてきています。WEB面接を取り入れれば、「応募が入ったけど面接に来ない…」という事象も少なくなるのではないでしょうか?

また、人手不足が深刻化する現在は、求職者が企業を選べる時代になっているともいえます。そのため応募から面接までに時間が空いてしまうと他の企業に応募してしまうケースも多くあります。事前にオンライン上で面接できることがわかっていれば求職者側のハードルも下がり応募者数の増加も期待できるでしょう。

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タイパ重視の求職者には「タイミー」を活用した採用も有効です!

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今後も広がるであろう「タイパ」の概念。
就職活動にも生産性・時間効率の良さが求められる!

z世代を中心に広がる「タイパ」衣食住や趣味・エンタメから転職・就職活動にもその概念は広まりつつあります。

「タイパ・コスパが悪い…」と思われてしまうと、応募は入ったものの面接のドタキャン…なんてことになるかもしれません。
AIなど採用のDX化を進める、応募から採用までの無駄をなくすことも採用活動が上手くいく一つになりつつあります。

「何から始めたらいいかわからない…」そんな企業の人事の方、店舗の採用担当の方は、株式会社ノーザンライツまでお気軽にお問合せ下さい。

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