アルバイト採用

2025.04.15更新

パートの採用基準の決め方 ステップ別に確認するポイントを紹介

パートの採用基準の決め方 ステップ別に確認するポイントを紹介

「長く働いてもらえるパートを採用したい」「パートの質を上げて、自社の売り上げアップに繋げたい」

パート採用を始めるときは、自社の採用要件に一致した人材の検討が重要です。

 

パートの採用基準を決めると、企業の生産性や提供するサービスの質が上がるだけでなく、定着率が上がり無駄な予算を削減できます

またパートを採用すると、平日昼間のシフトが埋まりやすく人員調整面で大きなメリットとなるのです。

パートの採用基準の決め方は、以下のとおり。
採用基準の決め方

【書類選考】自社の採用要件に合った候補者かどうかを決める
【面接】自社の仕事内容に合った人材の条件を設定する
【業界別】採用基準の例をもとに決める

 

この記事では飲食・サービス業を中心に、お客様のアルバイト・パート採用に約30年間寄り添ってきたノーザンライツが、パートの採用基準について紹介します。

【すぐに使える!】アルバイトの採用基準チェックシート

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パートを採用するときに、何を基準に評価すればいいのかお悩みの担当者様にご活用いただけるチェックシートです。
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パートの採用基準を決める目的

パートの採用基準を決める目的

パートの採用基準を決める目的は、主に以下の3点です。

・早期離職による採用コスト増加を防ぐため
業務効率を上げるため
・拠点によって人材の質に差が生まれないようにするため

正社員と比較すると、パートの採用は人手の補充として捉えることが多いでしょう。しかしパートの採用は日中の長時間を占めるシフトのため、人材の質は企業の成長に直結します。

パート採用をより有意義に進めるために各ポイントについて紹介します。

早期離職による採用コスト増加を防ぐため

パートの採用基準を決める目的は、早期離職による採用コスト増加を防ぐためです。

せっかく入社しても、早期離職してしまうと採用活動を再開しなければなりません。採用活動のやり直しは、求人広告費が追加でかかるだけでなく、応募者対応の人件費も必要なため避けたいですよね。

とくに全国へ拠点がある場合の影響は深刻です。

採用基準が決まっていないと、一部の拠点で離職が相次いで全体の採用コスト高騰に繋がります

「採用費が膨大になっている・・・」という課題がある場合は、採用基準を定めてみてはいかがでしょうか。

採用コストの削減方法については、以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。

  【状況別】採用コスト削減のポイントは?お悩み別に対処法を紹介

業務効率を上げるため

パートの採用基準をきめた上で採用をすると、業務効率が上がります。既存スタッフとの衝突は、業務に支障が出るため避ける必要があります。

自社の業務で必要なスキルや考え方を洗い出し、採用基準に加えることで業務効率アップが期待できるでしょう。

拠点によって人材の質に差が生まれないようにするため

採用基準をあらかじめ決めておくと、拠点別で人材の質に差が生まれません。多くの拠点を抱える企業であれば、採用可否を各店舗に委ねている場合も多いのではないでしょうか。

採用が属人化すると、採用基準に差が発生します。その結果人材の質にばらつきが出て、提供できるサービスに差が生まれてしまいます。つまり採用基準の統一は、会社全体の成長に大きく影響するといえるのです。

パートタイム募集の有効求人倍率は年間通して1.0倍以上を推移

パートタイム募集の有効求人倍率は年間通して1.0倍以上を推移

パートタイムの有効求人倍率は、上記のとおり年間通して1.0倍以上を推移しています

つまり求職者1人に対して、1社以上の企業がパートを募集しているのです。人手不足が深刻となっている現在、パートの人材の質や定着が重要だと言えます。

それではパートの採用基準は、どのように決めるとよいのでしょうか。次にパートの採用基準の決め方を紹介します。

パートの採用基準を決める手順

パートの採用基準を決める手順

パートの採用基準を決めるときは、選考の各ステップで評価のポイントを考えることが重要です。この見出しでは以下のプロセスやパートに分けて、採用基準を決めるポイントを紹介します。

【書類選考】自社の採用要件に合った候補者かどうかを決める
【面接】自社の仕事内容に合った人材の条件を設定する
【業界別】採用基準の例

各項目を振り返り、自社の採用要件を見直すきっかけになりますと幸いです。

【書類選考】自社の採用要件に合った候補者かどうかを決める

書類選考の段階では、自社の採用要件に合った候補者かどうかを判断します。確認する項目は、以下のとおり。

【確認する項目】
・住所は勤務地から通いやすいか
・書類は正しく記載されているか
・経歴は自社の仕事内容に一致しているか
・志望動機はわかりやすいか
・勤務可能日、時間帯は自社の採用要件に一致しているか

このようにあらかじめ採用要件を定義しておくことで、面接以降の歩留まりを解消できるのです。

【面接】自社の仕事内容に合った人材の条件を設定する

面接では自社の採用要件をあらかじめ決めたうえで、合否を判断します。面接で確確認するべきポイントは以下のとおり。

【面接で確認するポイント】
・言葉遣いは丁寧か
・身だしなみに清潔感はあるか
・仕事に対してやる気や意欲を感じるか
・はきはきと話しているか
・既存スタッフとのコミュニケーションに問題はなさそうか
・本人希望の仕事内容や勤務条件が適合しているか
・通勤経路など書類との相違がないかどうか

このようにあらかじめ採用要件を固めておくことで、一定の人材の質を担保できるのです。

【業界別】採用基準の例

この見出しでは、業界別に重視したい採用基準の例をコンピテンシーに落とし込んで紹介します。コンピテンシーとは、高いパフォーマンスを発揮する人物の特性を言語化したものです。

各業界の仕事で、一般的に必要とされるコンピテンシーを以下にまとめました。

【飲食】
コミュニケーション能力:顧客や既存スタッフと円滑にコミュニケーションを取れるかどうか

【小売り】
チームワーク:スタッフと協力し、目標を達成できるかどうか

【物流】
自己管理能力:ストレス管理や時間管理ができるかどうか

【警備】
問題解決力:課題を特定して解決策を検討できるかどうか

このように仕事内容によって重視したい特性を決めておくと、選考の判断基準が作りやすいです。

【すぐに使える!】アルバイトの採用基準チェックシート

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パートを採用するときに、何を基準に評価すればいいのかお悩みの担当者様にご活用いただけるチェックシートです。
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パートの採用基準を決めるメリット

パートの採用基準を決めるメリット

パートの採用基準を決めるメリットは、以下のとおり。

人員調整が柔軟になる
生産性が上がり自社の成長に繋がる

各項目について詳しく紹介します。

人員調整が柔軟になる

パートの採用基準を決めると人員調整が柔軟になります。採用基準にシフトの条件を加えることによって、既存スタッフのシフト状況を振り返る機会になるのです。その結果人員が不足している時間帯が明らかになり、人員調整をしやすい状況を作れます。

人員調整が柔軟になると、既存スタッフのシフト調整もしやすくなるため、ストレスなく働ける環境づくりにも繋がるのです。

生産性が上がり自社の成長に繋がる

パートの採用基準を決めると生産性が上がり、自社の成長に繋がります。なぜなら採用基準を明確にすると、自社の業務で必要なスキルや考え方を持つスタッフを採用できるためです。採用基準を言語化することによって、拠点の基準にばらつきがなくなるため会社全体の生産性が上がります。

パートの採用基準を決めるデメリット

パートの採用基準を決めるデメリット

パートの採用基準を決めるデメリットは、採用活動が難航する可能性があります。せっかく応募が発生しても、自社の採用基準に一致しなければ採用に至りません。その結果採用活動が難航して、採用費が膨大になるかもしれません。採用が難航した場合は、最低条件を設定して基準を和らげるなどの工夫が必要です。

パートの採用ならしゅふJOBがおすすめ

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まとめ

パートの採用基準の決め方は、以下のとおり採用フローと業界の2軸で判断することが重要です。

パートの採用基準

パートの採用基準を決める目的は、以下のとおり。

・早期離職による採用コスト増加を防ぐため
業務効率を上げるため
・拠点によって人材の質に差が生まれないようにするため

採用活動を行う企業にとって、自社に合った人材の確保は効率化や職場の活性化につながる重要な要素です。パートの採用基準を決める際の参考になりますと幸いです。

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