採用トレンド
2025.04.08更新
Indeedのクローリング掲載が終了!最適なATSを自社の採用環境別で紹介

「Indeedの効果を上げるには、どのATSを利用すればいい?」「Indeedを始めたいけど、現状の応募者対応の方法は変えたくないな」
2025年6月末を持って、Indeedのクローリング掲載が終了します。今まではさまざまな求人サイトに掲載する求人が、クローリングによりIndeedに自動掲載されてきました。しかし現在、自社サイトに掲載していた求人は自動的にIndeedに掲載されないため、求職者を取りこぼしてしまうのです。 それではどのような手段を取れば、応募効果を担保できるのでしょうか。 この記事ではIndeed PLUS経由で応募者を集めるために、最適な方法を紹介します。また応募効果だけでなく、自社の環境に合わせて効率よく採用活動ができるATSについて詳しく解説します。
Indeedのクローリング掲載とは
Indeedのクローリング掲載とは、自社サイトやハローワークなどに掲載されている求人が自動的にIndeedへ転載される仕組みです。正しい求人情報を掲載することで、Indeedのクローラーが情報を取得してIndeedに自動掲載します。 Indeedは月間2000万前後のアクセス数を誇る求人サイトのため、転載されるとより多くの求職者層へ求人を届けられるのです。
Indeed PLUSへの掲載方法
Indeed PLUSに掲載した求人は、Indeedをはじめ、さまざまな連携求人サイトへ転載されます。
主なIndeed PLUSの連携求人サイトは以下から確認できます。
※2024年11月26日現在。掲載対象となる連携求人サイトは予告なく変更されることがあります。
Indeed PLUSへ求人を掲載する方法は、以下の2パターンあります。
・Indeed PLUSへ直接投稿
・連携ATSから投稿
各方法について、詳しく紹介します。
Indeed PLUSから直接投稿
Indeed PLUSは、Indeedの管理画面から直接投稿が可能です。この掲載方法は、以下のような場合に最適です。
・Indeed PLUS連携していないATSを利用中のとき
・異なる雇用形態の求人をIndeed PLUSで募集をしたいとき
たとえば自社のATSを使って、Indeed PLUSでアルバイト採用を募集している場合を考えてみましょう。中途採用のIndeed PLUSの募集を同じATSで掲載してしまうと、管理が複雑になります。Indeed PLUSの直接投稿をすることで、中途・アルバイトパート別で採用の管理ができるのです。
連携ATSから投稿
Indeed PLUSは、連携ATSから投稿が可能です。 主な連携可能なATSは、以下のとおり。
・ジョブオプ
・Airワーク 採用管理
・Jobギア
・リクオプ
・RPM
・ビスプラ
・HITO-Manager
・Entry Pocket
・ジョブオレ
ただし応募者情報の取り込み方は、ATSの環境によってさまざまです。次にIndeed PLUSでアプローチ機能が活用できるATSを紹介します。
Indeed PLUSでアプローチ機能が活用できるATS
Indeed PLUSはアプローチ機能を活用すると、応募数アップが期待できます。 2025年4月時点で、アプローチ機能が活用できるATSは以下のとおり。
上記のとおり、Indeed PLUSでアプローチ機能を利用できるATSは2種類です。それぞれのATSについて特徴やおすすめの使い方を紹介します。
Airワーク(エアワーク)採用管理
Airワーク(エアワーク)採用管理は、Indeed PLUSをこれから本格的に運用する場合に最適なATSです。
なぜならAirワーク(エアワーク)採用管理は、無料で利用できるうえにIndeed PLUSの原稿作成や応募などを管理しやすいからです。 アプローチ機能は、自動・手動の2パターンから選択できて、募集中の職種や雇用形態に合わせた活用がおすすめです。
たとえば応募が集まりにくい中途採用の募集は、手動アプローチがおすすめです。 これまでIndeedからの応募が見込めなかった場合でも、手動のアプローチによって見込みの求職者へ直接自社のアピールができます。 スモールステップでIndeed PLUSを運用したい場合は、ぜひAirワーク(エアワーク)採用管理を導入してみてはいかがでしょうか。 Airワーク(エアワーク)採用管理については、以下の記事をご覧ください。
ジョブオプ(無料)
ジョブオプ(無料)は、求人案件数が多い場合におすすめの方法です。
Indeed PLUSを利用するための箱として活用するイメージで、自動アプローチが可能なため効率よく応募数アップの期待ができます。さらに効果レポートや面接スケジュール管理なども無料で活用できて、結果の分析が可能です。
またJobギアやリクオプなどを既に利用している企業様は、ジョブギアを導入すると応募者管理環境を変えずに無料でアプローチ機能が使えるのです。既に自社サイトなどの採用環境に投資をしており、「現状の予算を変えずに、応募効果を最大化したい」という企業様はぜひジョブオプ(無料)を導入してみてはいかがでしょうか。
ジョブオプ(有料)
ジョブオプ(有料)は、無料版と比較して以下の機能が利用できるATSです。
・自社の採用サイトが作成できる
・他社含め27媒体の取込が可能
上記の機能からジョブオプ有料版は、複数媒体を運用しており応募管理の煩雑さを解消したい方や、自社の採用サイトを作成したい方におすすめです。
採用環境別!おすすめのアプローチ活用方法
ここまでIndeed PLUSでアプローチ機能が活用できるATSを紹介しました。
アプローチ機能に魅力を感じていたとしても「現状の採用環境をできるだけ変えたくない」と思うのではないでしょうか。この見出しでは現在利用中のATSの環境に合わせておすすめの運用方法を紹介します。
応募者情報を取り込めるATSを利用中ならジョブオプ無料がおすすめ
応募者情報を取り込めるATSを利用している場合は、ジョブオプ無料がおすすめ。ジョブオプ無料の応募者情報を取り込むことができるATSの例は、以下のとおり。
・Jobギア
・リクオプ
・RPM
・ビスプラ
既にATSで自社の採用サイト等を作っている場合は、現在の採用環境を変えるのは難しいですよね。ジョブオプ無料はIndeed PLUSを投稿する箱として活用すると、自動アプローチ機能が使えて応募数アップが期待できるのです。
応募者情報は現在利用中のATSに集約されるため、今までと同じ管理画面上で対応できます。
また中途採用でIndeed PLUSを活用する場合は、手動でアプローチを送ることができるAirワーク採用管理もおすすめですよ。
応募者情報を取り込めないATSを利用中なら乗り換えまたは併用がおすすめ
応募者情報を取り込めないATSを利用中の場合、ジョブオプ有料への乗り換えまたはジョブオプ無料との併用がおすすめです。
ATS別おすすめのジョブオプ活用方法は、以下のとおり。
Indeed PLUSに連携していない採用コボット・エンゲージを利用しているのなら、ジョブオプ有料がおすすめです。 なぜならこの採用ツールで作った求人は、Indeedへの掲載しかできないため。Indeed PLUSへ掲載することによって、他の求人メディアへ転載されます。求人の露出を上げると、現在の応募数よりもアップする可能性が高いです。また応募者管理もATSの導入によって工数削減できるので、費用は掛かりますが効率化を求める場合は検討してみてはいかがでしょうか。
またHitoManagerのようにIndeed PLUS連携はしているが、アプローチ機能を使えないATSを利用している場合は、ジョブオプ無料がおすすめです。 なぜなら上記のATSを使っている企業様は、本格的に採用サイトを作成できるため費用もかなり高めです。追加費用のかからないジョブオプ無料を活用することで、無駄な予算を使わずにIndeed PLUSの効果を上げられるかもしれません。
まとめ
Indeedのクローリング掲載終了に向けて、現状の採用環境に合った自動アプローチ機能の活用が重要です。Indeed PLUSで自動アプローチ機能が利用できるATSは以下のとおり。
自社の採用環境に合わせて、最適なツールを導入してみてはいかがでしょうか。