アルバイト採用
2023.6.07更新
Indeed(インディード)掲載に必要な最新情報をアップデート!(23年6月)
「仕事さがしはIndeed(インディード)♪」というテレビCMのフレーズでおなじみのIndeed。既に求人募集でご活用されて長い企業様も多いのではないでしょうか?
しかし、
・Indeed(インディード)の使い方が分からない
・Indeed(インディード)のより効果的な求人の出し方を知りたい
・Indeed(インディード)で求人の無料掲載ができない
・今知ってるIndeed の情報は最新なのか分からない 等
実はこんなお悩みを抱えている人事や採用担当の方が非常に多いのも事実。
この記事ではIndeed(インディード)の使い方や効果的な求人の書き方、利用する際の注意点や無料掲載と有料掲載の違い等、ご質問の頻度が多い内容を、Indeed(インディード)の求人掲載基準やポリシーの最新情報に基づき詳しく解説します。
そもそもIndeed(インディード)って?
Indeed(インディード)の使い方や有効な求人の書き方、掲載できないといったお悩み以前に、「そもそもIndeed(インディード)って?」といった、初めて利用検討されている企業様向けに、仕組みや特徴を簡単に解説します。
Indeed(インディード)の仕組み
サイト規模としては国内最大級の求人件数と月間訪問数を誇る求人サイトです。web上に公開されている様々な求人情報Indeed(インディード)が集約(クローロング)し、求職者はその情報をまとめて見ることができるプラットフォームになっており、その仕組みは一般的な求人媒体と異なりgoogleやyahooといった検索エンジンに類似しています。
Indeed(インディード)が集約する求人以外にも、直接求人を投稿する形式の直接投稿での掲載も可能です。
Indeed(インディード)の特徴
ここではIndeed(インディード)の有料枠に掲載を行う際の特徴を解説します。
一般的な求人媒体と異なる大きな特徴はその料金形態で、クリック課金制をとっています。クリック課金は、求人一覧画面で求職者が求人をクリックし詳細確認したタイミングで課金されます。そのため、求人の詳細を見た求職者のクリックに対して費用が掛かる仕組みになっています。このことから、Indeed(インディード)でポイントになるのはより応募につながる可能性がある質の高いクリックをいかに獲得するかが重要なポイントの一つになります。
また通常の求人媒体と異なる点として、掲載が開始されてからも最大限の応募効果を得るため、運用を行うのもIndeed(インディード)の特徴として挙げられます。この運用については蓄積されているノウハウや経験値によって大きく効果を左右する重要なポイントです。ここに詳細まで記載することはできませんが、お問い合わせいただければ貴社の現在の運用状況等をヒアリングしご提案することは可能ですのでお気軽にお申し付けください。
企業がIndeed(インディード)を活用するメリット
仕様と特徴について確認いただいたところで、次は活用することで採用企業側にどのようなメリットがあるのか。2つの観点にまとめました。
集客力
冒頭のサービス仕様部分でも触れましたが、国内最大規模の月間訪問数があるサイトに無料から掲載できるという大きな集客力面でのメリットが期待できます。
昨今では、求人媒体に掲載してもその応募の半分程度をIndeed(インディード)経由が占めるケースもあります。その集客力から、採用企業のみならず求人媒体の運営企業も媒体の集客力を上げるためにIndeed(インディード)を活用しているのです。
採用活動の費用対効果改善
Indeed(インディード)の仕組みを理解し、採用活動のベースとして活用することで採用全体のコストダウンを図ることも可能です。
Indeed(インディード)の管理画面では、求人ごとにどれだけの表示、閲覧、応募があったのかを詳細に確認することが可能です。求人ごとの応募獲得難易度が分かれば余分な費用をかける必要もなくなりますし、応募効果が悪い場合も、
・そもそも求人が表示されていないのか
・求人詳細を見てもらえていないのか
・求人詳細は見られているけど応募に至っていないのか
上記の分析によってより的確な効果改善施策を検討できます。
また、Indeed(インディード)からの集客に依存している求人媒体を多重に使用している場合も、採用企業が直接Indeed(インディード)に掲載を行うことでより効率よく応募獲得につなげられる可能性があります。Indeed(インディード)を使った募集効果の詳細な可視化によって、応募を集めながら採用全体の効率化を図ることが可能になります。
Indeed(インディード)求人の”正しい”書き方
ここからは最新のIndeed(インディード)求人掲載規定・求人掲載ポリシーに沿って、Indeed(インディード)求人掲載規定違反や、ポリシー違反による「Indeed(インディード)に求人掲載できない」を回避する方法を確認していきます。Indeed(インディード)は、日本でのサービス提供開始から現在に至るまで、求人掲載基準・ポリシーの変更が何度もなされており、日を追うごとに厳格化されてきています。
特に、昨今のIndeed(インディード)求人原稿作成の際にポイントになっているのが、
・職種欄の表記
・勤務地の設定
・掲載禁止文言
上記の3点は求人掲載の際、特に注意して作成する必要があります。
職種欄の表記
Indeed(インディード)の求人掲載ポリシーに、
職種名の欄には、採用したい役職の職種名だけを記入してください。
という一文があります。
これは具体的に、「週1日~OK」「未経験歓迎」「交通費全額支給」等の仕事直接内容に関わらない内容は記載せず、職種、仕事内容のみをシンプルに表記することを意味しており下記のような記載が望ましいとされています。
>例
・イタリアンレストランの調理補助スタッフ
・求人広告代理店のインサイドセールス
仕事内容以外の余計な情報を職種欄に記載すると、質の低い職種名と判断され「Indeed(インディード)求人が無料掲載されていない」といった事の引き金になりかねないので要注意です。求人のメリットポイントを目立つようにアピールしたい場合、Indeed(インディード)直接投稿で「求人キャッチコピー」という欄がありますので、そちらに記載いただくことをお勧めします。
勤務地の設定
Indeed(インディード)の求人掲載ポリシーに、
採用企業は、可能な限り具体的かつ正確な勤務地に求人を投稿しなければなりません。
本ポリシーに違反する求人はIndeed(インディード)から削除されます。
このような記載があります。これは下記のケースでご説明します。
>ケース
勤務先店舗住所が「大阪府大阪市中央区本町」の場合、Indeed(インディード)の勤務地設定は
「大阪府 大阪市 中央区 本町」「大阪府 大阪市 中央区 本町駅」と正しく詳細まで登録。
「大阪府 大阪市」といった広域の勤務地登録や「近隣の乗降者数が多い駅」や人口の多い
「隣接する市区町村」を登録することは掲載ポリシー違反になります。
要するに、求職者が勤務することになる事業所や店舗が正確に分かるように、齟齬なく登録する必要があります。この勤務地の設定ポリシーについてはかなり厳しく管理されますので要注意です。
掲載禁止文言
Indeed(インディード)の求人掲載ポリシーに、「差別表記」に関するポリシーが複数あります。こちらは通常の求人媒体でも記載できないような文言に加えて、一部Indeed(インディード)特有の掲載禁止文言がありますので、求人掲載の際には注意が必要です。見落としやすい掲載禁止文言について下記に具体例を記載します。
>NG例
・高校生不可
・大学生歓迎
・日本語が母国語の方のみ応募可能
・18歳以上のみ応募可 等
法律等によって応募年齢に制限がかかる求人の場合、応募可能年齢の記載をその詳細情報と合わせて記載することは可能です。
>例
・18歳以上応募可能(警備業法により)等
Indeed(インディード)で応募を獲得するための求人原稿の作り方
今まで多数の企業様の採用をIndeedでご支援してきた弊社が、ノーザンライツ流の原稿作成のコツやノウハウをお教えいたします!
ぜひ下記よりお問い合わせください!
Indeed(インディード)求人掲載の最新ルールをチェック!
前述したIndeed(インディード)求人の書き方以外に、運用についても掲載規定やポリシーに明記されているものがあります。その中でも直近で厳格化された「求人の重複掲載」に関連する2点について解説します。
Indeed(インディード)掲載基準:職種名のバリエーション
Indeed(インディード)の求人掲載ポリシーの中に、「職種名のバリエーション」に関するポリシーがあります。ポリシー文には、下記のような記載があります。
採用企業は、1件の求人を異なる、または誇張された職種名で複数回投稿することはできません。
本ポリシーの目的は、求人が複数の職種名で投稿されることを防止する基準の確立です。
Indeed での求人投稿は、1件の求人につき1つの職種名で投稿される必要があります。
ポリシーに違反する求人はIndeedから削除されます。
上記ポリシーについて、違反が確認された場合には非掲載のペナルティが課されることになりますので注意が必要です。これまでは特に採用困難な求人に対して、求人原稿を複製し、Indeed(インディード)内に複数同内容の求人を掲載している企業が見られ、実質容認されてきました。その際、同内容の求人だと求職者に悟られないよう、職種名に様々なバリエーションを持たせて掲載しているケースが見られました。こちらが今回ポリシーへの明文化により、全面的に禁止となりました。
>NG例
「居酒屋ホールスタッフ」の求人を、
「海鮮居酒屋のホールスタッフ」「居酒屋の接客業務」と2つに分けて2本掲載することは禁止。
Indeed(インディード)掲載基準:勤務地のバリエーション
Indeed(インディード)の求人掲載ポリシーのに、「勤務地のバリエーション」に関するポリシーがあります。ポリシー文には、下記のような記載があります。
採用企業は、可能な限り具体的かつ正確な勤務地に求人を投稿しなければなりません。
本ポリシーに違反する求人はIndeedから削除されます。
上記ポリシーについて、違反が確認された場合には非掲載のペナルティが課されることになりますので注意が必要です。
これまでは特に採用困難な求人、特に地方等の検索ボリューム自体が少ない募集にに対して、勤務地設定を広域もしくは隣接するエリアの追加設定や、検索ボリュームのある本来の勤務地とは関連のないエリアの設定を行い流入強化を図るといった方法で、Indeed(インディード)内に複数同内容の求人を掲載している企業が見られ、実質容認されてきました。こちらが今回ポリシーへの明文化により、全面的に禁止となりました。
>NG例
本来の勤務地:「大阪府河内長野市(最寄り駅:河内長野駅)」の求人に対して、
勤務地設定を以下の3パターンで掲載する。
・大阪府 河内長野市 河内長野駅
・大阪府 河内長野市 千代田駅(※本来の最寄り駅に加えて追加)
・大阪府 堺市 東区(※本来の勤務地に加えて追加)
沿線の駅や、隣接エリアを追加設定するようなケース
本来の勤務地:「大阪府河内長野市(最寄り駅:河内長野駅)」の求人に対して、
勤務地設定を以下の2パターンで掲載する。
・大阪府 河内長野市
・大阪府 河内長野市 河内長野駅
どちらも正しい設定ですが”同時に2本掲載する”ケース。(この場合どちらか1本のみ掲載する。)
Indeed(インディード)運用の今後
ここまで記載したように、求職者に正しい求人を届ける観点で、様々な掲載基準・ポリシーの厳格化がありました。これによって、テクニック的に実施できていた効果改善施策にも規制がかかることになります。
Indeed(インディード)の効果がルール厳格化によって悪くなるアカウントも出てくるかもしれません。
※案件数は少なくなっているのにIndeed(インディード)の費用はそのままで費用対が悪化する等
今後のIndeed(インディード)効果改善施策については分析と仮説立て、検証を定期的に実施できるかが重要になります。この繰り返しによって、自社に適したIndeed(インディード)の運用方法を確立することが可能になり、効果改善が期待できます。
Indeed(インディード)個別相談会実施中!
弊社ではIndeed(インディード)専任の部署を設立し、各アカウントの効果の分析や効果改善施策の実施のための仮説建てと検証を行ってきたナレッジが溜まっています。
要となるIndeed(インディード)の運用について、あまり知られていない運用の本質を理解した上でIndeed(インディード)を活用してみませんか?
・「4つの運用目標」と言われてもピンとこない。
・複数案件があり応募がくる案件が偏っている。
・応募獲得が困難な求人について具体的な運用改善施策がない。
・最近費用対効果が悪化してきた。
上記に関連するような課題をお持ちの担当者様は、個別で相談会を実施していますので是非お気軽にお問い合わせください。