アルバイト採用
2022.04.04更新
スタンバイとは?特徴・仕組み・料金など解説!|注目の求人検索エンジン
「スタンバイ」という名前を耳にしたことがある方は多いかとは思いますが、
その仕組みや特徴、Indeedとの違いや効率的な活用シーンなど、その詳細については
まだよく知らない、分からないという方も少なくないのではないでしょうか?
近年、Indeedに代表される求人検索エンジンの活用は各種採用活動において
もはや不可欠となりつつあります。
こちらの記事では、そんなスタンバイの詳細について徹底解説しております。
是非今後の参考にしてみてください!
スタンバイとは?
スタンバイとは、Visionalグループの株式会社スタンバイが運営する求人検索エンジンです。
同グループにはビズリーチやハーモスの運営会社である株式会社ビズリーチも属しています。
スタンバイも、アグリゲート型求人サイトに分類されるもので、世の中の様々な求人情報をまとめて検索できるサイトになります。
この点は「Indeed」と同じような仕組みになっていますが、一部特徴的な部分もありますので
解説していきます。
スタンバイの仕組み
基本的な仕組みは「Indeed」と同様で、求職者は検索キーワードと勤務地の2軸で検索し、
スタンバイに紐づいている様々な求人の情報を閲覧・応募することができます。
採用企業がスタンバイに掲載する際には、スタンバイに転載される求人媒体、ATS(採用管理システム)等に求人を投稿するか、直接スタンバイに求人を投稿するかの2通りから選択できます。
また、有料で求人をスタンバイに露出することによって更にサイト内での求人露出機会を
増やすことができます。
スタンバイの特徴
スタンバイの1番の特徴は、検索エンジン「Yahoo!」ユーザーの流入にあります。
Yahoo!トップのメニュー欄には現在、求人検索機能(旧Yahoo!しごと検索)として「スタンバイ」のリンクが存在しますのでここからの流入が期待できますね。
実際に、Yahoo!ユーザーの中でもボリュームゾーンとされるミドル層40~50代の女性層の
求人応募獲得には強みを持っているといえます。
スタンバイの概況
出稿状況では、現状「看護」の案件を筆頭に「メディカル系」の求人案件のボリュームが目立っているのと、昨年4月以降には、「正社員メディア」の転載案件、「製造・整備系」の求人の増加が見られます。伴って全体のトラフィックも順調に伸ばしており集客の期待値も高まっています。
また応募の傾向として、求人が常時30案件以上且つ月額5万円以上の運用において一定の効果が
期待できる状況にあります。
費用対効果に関しても、Indeedと比較しても過剰な投資を避ければ効率よく運用される可能性が
高いです。
他の求人検索エンジンとの違い
サイトの特徴を理解し最適な活用へ。
サイト規模と集客力
スタンバイは公開されている情報では約1000万件以上の求人情報が閲覧可能とされており、
その規模は類似サービスの「求人ボックス」の500万件を上回る規模になっています。
全体の集客力については、「Indeed」や「求人ボックス」と比較すると現状劣位にあるかと
思いますが、前述した通りYahoo!ユーザーへの訴求力は、他メディア比較で優位であることが
想定されます。
スタンバイの活用方法
スタンバイの強みとしては、Yahoo!ユーザーへの訴求力と、応募獲得の費用対効果に
あるかと思います。
反対に、類似サービスのIndeedのように、採用のベースになるほどの多くの応募数を獲得するのは難しいです。
この特徴を最大限に活かすよう、採用のサブ的な手法としてご利用いただくような活用方法を
推奨いたします。
強みとしてアルバイト・パート募集全般のほか派遣の募集でも一定の実績が出ており、
特に介護・看護をはじめとする医療メディカル系職種や、保育、ドライバー、物流など有資格者を前提とするような「求人媒体では応募単価高騰が想定される募集」に対しスタンバイの活用で
応募単価を圧縮できる可能性があります。
また直近では「製造・整備業界」が特に好調でCPC(クリック単価)が比較的安価になっている
傾向があります。
このようにご掲載案件によってはIndeedよりも効率よく応募を集められるケースもありますので、
データ収集を行いながらトライアンドエラーで採用活動の効率化を目指してください。
スタンバイの掲載方法
実際掲載したいとなった際に知っておきたい情報をご紹介致します。
掲載方法
【クローリング】※推奨
自社の採用ページをクローリングし、採用ページの情報をスタンバイの形式へ変換して掲載する形になります。
応募管理はクローリングした採用ページのシステム上で行います。
採用ページに専用タグを埋め込むことによってスタンバイの有料広告からの応募を測定します。
追記:フィード仕様のアップデートについて
スタンバイのフィード仕様にアップデートがありました。
ATS各社様でも既に把握されていることが想定されますので、ご掲載を検討の際には新仕様書への対応が済んでいるかご確認いただくと確実かと思います。
料金形態について解説
料金形態:クリック課金型
支払期限:毎月末締めの翌月末支払い
入札単価:20/30円~1,000円設定可能※一定のレンジ有り
※入札単価の変更、配信の開始・停止は管理画面よりいつでも変更可能です。
※1クリックあたりの費用は掲載順位などに応じて入札単価より低くなる可能性があります。
求人検索エンジンの活用にあたって
Indeedやスタンバイ等のアグリゲート型の求人検索サイトは基本的な仕組みは
同じものの、それぞれユーザーやトレンド、また競合掲載状況に微妙な違いがあります。
こういった違いを上手く利用し、たとえば一定の予算をIndeedのみに集中投資するのではなく、スタンバイへも同時に分散投資する事によって全体の費用対効果を改善させる事も可能です。自社の採用状況や目的に応じた活用方法を検討ください。
ノーザンライツでは、Indeed、スタンバイをはじめとした求人検索エンジンの
トータル運用サポートも承っておりますのでお気軽にご相談ください。