アルバイト採用
2019.11.18
アルバイト求人で応募者を増やす方法とは?応募数0から15名に増えた成功事例をご紹介
「ウチの仕事の魅力は、時給が高い事と待遇が良い事。だから今度の求人広告の見出しはこれで決まり!」
<<アルバイトスタッフ大募集!高時給&厚待遇★一緒に楽しく働こう★>>
~そして、掲載数日後~
「困ったな、応募がほとんど来ない」
「折角採用したのに、”思っていた仕事と違う”とすぐ辞められてしまった」
そんな【アルバイト採用の負の連鎖】に陥っていませんか?
せっかくお金を掛けて採用活動をしたのに、思うようにいかない。
その原因は、ズバリ<求人広告>にあります!
「とりあえず高時給と厚待遇を謳っておけば応募が来るのではないか?」
そんな発想で求人広告を掲載していませんか?
SNSが普及している今、求職者はネットでの情報収集に長けています。
だからこそ、
「厚待遇って言ってるけど、そんなに良い条件には思えない。」
「この条件なら、別の求人でもっと良いのがあったな。」と、求職者の心にヒットしない可能性が非常に高いのです。
では、求職者の目に留まる求人広告とは一体何なのか?
それは<<オリジナリティのある求人広告>>です。
他社の求人と一線を画すために「オリジナル性」を出す事の意味と実際の応募効果を本記事でご紹介していきます。
「稼げればいい」だけじゃない!アルバイトスタッフの本音
まず最初に、【採用の負の連鎖】が起きてしまう原因を改めて考えてみましょう。
「アルバイトスタッフにとっての好条件とは何か?」
そう考えた時、真っ先に浮かぶのは…
「時給が良い事」「スタッフ仲が良い事」「待遇が良い事」など求人広告で
よく見かけるアピールポイントですよね。
しかし、それは“思い込み“にすぎないのです。
SNSが普及している今、求職者はネットでの情報収集に長けています。
だからこそ
「厚待遇って言ってるけど、そんなに良い条件には思えない。」
「この条件なら、別の求人でもっと良いのがあったな。」と、
求職者の心にヒットしない可能性が非常に高いのです。
では、求職者にとって本当に知りたい好条件とは何なのか?
求人広告の中で何を訴えかけたら採用に繋がる応募が来るのか?
それを一番知っているのは、実際に現場で働いているアルバイトスタッフです。
今回、有名ワッフル専門店にご協力いただき
アルバイトスタッフ対象の意識調査アンケートを50名に実施しました。
その結果「求職者が知りたい好条件」が明らかになりました!
アンケート結果の内容と求人広告への活用方法は次をご覧ください。
たった一言で求職者はこんなに安心します。
今回、アンケートを実施したワッフル専門店では
スタッフ50名全員が「ワッフル販売・製造未経験者」から始めた事が明らかになりました。
応募のきっかけは
「昔から食べていたあのワッフルを作ってみたかった」
「前職とはまったく異なるお仕事に挑戦してみたかった」
という回答が多く
新しい事に挑戦したい・好奇心が強いスタッフが多い傾向にありました。
その結果「未経験からでも挑戦しやすい」というこの求人においての強みが明らかになり、
それこそがオリジナリティを出せる大切な要素であると判明しました。
アンケート実施後に掲載した求人広告では
この要素を主にアピールして以下の見出しで募りました。
<<100%のスタッフがワッフル販売・製造、初心者!>>
ただ「未経験OK」というだけでは求職者の目に留まらないので
具体的な数字を打ち出して説得力を持たせました。
この一文を大きく見せるだけでも
未経験から応募したい求職者にとって、とても心強いですよね。
また、実際に入社された際も先輩全員が未経験からスタートしているので
「未経験OKって書いてたのに、お仕事難しいし全然覚えられない…肩身狭いし、辞めたい。」
そんなミスマッチによるスピード退社も未然に防ぐ事ができます。
これなら一目で伝わる!"お仕事の楽しさ"
求職者にとって「楽しく働きたい」という事は仕事を探す際に重要なポイントになります。
アルバイトスタッフの離職理由の上位に「職場での人間関係」がある様に、
求職者にとってスタッフと仲良く楽しく働けるかどうかは特に重視したい要素です。
だからと言って「楽しく働けるお仕事です!」というだけでは、求職者には伝わりません。
「楽しく働ける、それは一体どういう風に?」
それこそが、求職者が知りたい点になります。
アンケート結果では、スタッフ50名全員から「このお仕事を選んで良かった!」の
回答を頂きました。その回答の一部をご紹介します。
・「学外の友達がたくさん出来て、プライベートがもっと充実しました♪」
・「普段関わる事の無い若い世代の子達と話せるのが良い刺激になってます♪」
・「働くうちに“人見知り“が治って明るい性格になれた!今ではおしゃべりが楽しい♪」
など、スタッフの数だけ“働く楽しさ“がありました。
その中でも、全員に共通しているのは「毎日、笑顔で働けている事」。
それがこのアルバイト独自の「働く楽しさ」であり求人のオリジナリティにも繋がります。
今回アンケート実施後に、実際掲載した求人広告では
<<“いつも笑顔“のあなたに出会える!>>
「スタッフみんな仲が良くて誰とでも気軽に話せる環境だから、
人見知りだった性格がマシになった!
ここで働く前より、ワンランク上の自分に出会えました!」
など、求職者にとってポジティブなメッセージをアピールしました。
この表記をする事で
「どのような職場で、どのようなスタッフが働いていて、
自分にとってどのような影響があるのか?」
求職者にとって働いてからのイメージがしやすく、「自分が働きたい職場かどうか?」という
判断が応募の段階ではっきり判るので、採用のミスマッチも防げます。
それでは次に、アンケート実施後の求人掲載にどのような応募効果があったのか?
詳しくご紹介していきます。
<応募多数&採用率UP>こんなに差が出る!求職者を理解する前と後。
アンケートを実施し、求職者に関する理解を深めてから求人広告を掲載した結果
15名の応募を獲得、そして求めている人物を採用することに成功しました!
求人広告に「オリジナリティ」を出す事で、たった1回の掲載でも採用に繋がる事が判明しました。
企業と求職者、「両想い」の採用に!
アンケート結果を読み解くと、「アルバイトスタッフの傾向や性格」も明らかになりました。
今回のワッフル専門店であれば、
“友達が増えた事“や“明るい性格になれた事“に喜びを感じる、
“成長志向のある“スタッフが多い傾向がありました。
つまり、今回の求人は“成長志向のある人物“にマッチするという事なので、
その人物に向けた求人広告を掲載する事で「欲しい人材」からの応募が集まり
マッチング率のUPにも繋がります。
「ここなら長く働けそう!」定着率を上げるためのヒント
今回実施したアンケート結果において、
「応募のきっかけとなった“待遇・制度“は何ですか?」という問いに対し、
圧倒的に多かったのが「交通費全額支給がある事」でした。
「交通費全額支給があるから、余計な出費が掛からない。」
「通学沿線で定期券があっても、交通費が支給されるのが嬉しい。」
「お店が駅から近いし交通費支給もあるので、通いやすい!」
などの声があげられている事から
交通費全額支給が“働きやすさ“に繋がっている事が証明されました。
また、駅から近い店舗が多いので通勤に不便が無いという所も含めて
“通いやすさ“がこの求人のアピールポイントである事が分かります。
このワッフル専門店では、採用されてから長く働いているスタッフが多いので
「交通費全額支給」や「通いやすさ」が定着率の高さの要因である事も判明しました。
つまり、今後のアルバイトスタッフ募集で「長く働いてくれるスタッフが欲しい」という場合は
“交通費全額支給がある“・“駅から近く通いやすい“という事を求人広告内で大きくアピールすれば
求職者に「長く働けそう」というイメージを持たせる事が出来るという事です。
また「うちの求人、なかなか応募が来ないな…」など
応募が上手く集まらない求人においては、一度求職者の立場になって
「今の待遇制度で、充分に通いやすいだろうか?働きやすいだろうか?」など
見直してみることも大切です。
求人広告は求職者へのラブレター
<アルバイト採用は、常に求職者ファーストであることが大事>
「高時給です!」「厚待遇です!」「スタッフ仲が良いです!」など
聞こえの良いアピールポイントをただ並べ立てて募集する事はNGです。
“この求人独自の好条件とは何なのか?“
“この求人にマッチするのはどういった人物か?“
伝えたい想いと、伝えたい相手を改めて見つめなおす事で求人独自のアピールポイントが見えてきます。
オリジナリティのある求人広告を掲載することで
本当にその仕事を探している求職者の目に留まり【応募→採用→定着】に繋がります!
企業が「この人に来てもらえて良かった!」
求職者が「このお仕事を選んで良かった!」と
お互いにそう思い合えるアルバイト採用にするために
最初のきっかけである“求人広告“にこだわりと熱意を込めましょう。